精密加工技術を多くの市場で活用して頂くために生産管理改善体制の強化活動でアドバイザーが支援

高い技術力を誇り、一流企業との直取引多数。

当社は、創業以来、精密機械加工・機器組立の分野で多くの顧客から信頼いただいています。
近年、5軸加工機を使用した3次元加工の自動化への取り組みやソフトウェアの自社開発など革新的な生産プロセスの開発にも挑戦しています。
複雑形状、かつ薄肉の部品製造を調達から機械加工・完成品組み立てまで一貫生産体制完備し、大手造船、航空機分野に部品の安定供給をさせて頂いています。
この技術を活かし、他市場にも当社の技術を活用して頂きたいと考えています。
更なるものづくり力の強化を図るために社内の管理改善体制を強化する活動を展開し、そのサポートを産業人OBネットにお願いすることにしました。

管理改善活動を通した人材育成と管理体制の整備。

2019年度から、稼働率向上のテーマでリーダークラスの改善活動をスタートしました。
この活動を加速させるために2019年7月から産業人OBネットから指導を受けています。
当初は、5S・見える化の推進、自動機活用拡大、段取時間短縮、工程内のムダ取りで、一定の成果は出るものの期待通りには進展しませんでした。
2020年1月に改善活動の進んでいる企業の見学から学び、推進リーダーの設置等の体制の見直しを図ると改善が加速するようになりました。
各工程での改善から工程間に潜むムダ取りまで改善の対象が広がり、大きな成果に繋がる改善が実現しています。
その事例を紹介します。
複数工程で完成する製品で、一人の作業者が連続で一個ずつ各工程を流していくセル化を実現させることで生産性とリードタイムで大幅な効果を上げました。
最終工程で追加工・調整して仕上げていたのを前工程の加工グループと連携し、QC7つ道具を使った解析から測定環境の違いでμオーダーの測定値の違いが発生することを発見して最終工程での追加工調整をなくすことができました。

直近は、人財育成を考慮して多くの作業者が改善活動に携わるようにQCサークルのテーマを見直し、今の改善の流れを強固なものにすべく活動中であります。

今後の改善の方向について

改善の自走力はあるので、その効果を確実、かつ大きなものとするため、次の4つの観点にポイントを置いて取り組みたいと考えています。

  1. 業績に直結する大局的な目線でのテーマ設定
  2. データに基づく科学的根拠を明確にしたアプローチ
  3. 改善の継続性を担保するために仕組みの改善への言及
  4. 人財育成も考慮し、QCサークル等の改善のすそ野の拡大
代表取締役社長
橋本 智裕氏

アドバイザーの取組み方針など

当初は、牛歩のような進捗であったが、推進リーダーを設置された後、自走力もついて、順調に進んでおり、期待通りの成果も出てきています。
自走力がついてきているので、何かにぶつかったときにその後押しをしていきたいと考えています。

 

アドバイザー

長崎 俊夫(住友電気工業株式会社OB)

企業名
株式会社 大日製作所
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