新工場建設のための生産ラインや付帯設備の計画に対するアドバイス

アークハリマ(株)は、1969年設立以来ステンレス鋼を中心に腐食環境に強い高機能材料(二相系ステンレスや高合金等)の「販売」と共に、半導体製造や各種工場・プラントの装置、タンク、配管などの精度の高い「製缶製品」で成長して来た企業であるが、今後更なる発展のためには「製缶製品」の増強が重要との観点から「製缶工場」を主体とした新工場の建設計画を着々と進めて来た。

世界の経済状況はやや低迷期と思われるが、この時期が新工場建設を実施する好機と社長は判断し実施する事となった。
今回の支援は、その準備として工場の生産ラインや付帯設備計画の策定に関する支援である。

なお、今回は新工場建設の準備作業の支援であるが、今後は次の事項が続く予定。

  • 新工場建設のための工場建屋の基本計画と仕様書作成作業への支援
  • 設計会社および施工会社の見積依頼と業者選定作業の支援
  • 新工場建設時の工事監理の支援

今後の改善の方向について

今回の設備投資は、将来を見据えた大型のものとなるため、計画段階が最も重要な工程だと考えました。
当初から産業人OBネットに支援をお願いして、お陰様で計画を進める段階に辿り着きました。
今後は、アドバイザーの赤星氏には、弊社の一員としての立場で、各業者さんと共に設備投資が円滑に進むよう支援をお願いしたい。

代表取締役社長
柴田 耕作氏

アドバイザーの取組み方針など

今回の支援に関しては、アドバイザーとして以下のような事を心掛ける事とした。

  1. これまでの経緯と方針を社長からじっくりとヒアリングし、課題を見つける。
  2. 生産ラインや付帯設備の計画では、将来の変化に対応できる柔軟な計画とする。
  3. 従業員の目線で新工場建設を考え、工場の生産性向上と作業環境に配慮する。
  4. 従業員に新工場建設の理解と協力を求めるための環境づくりを支援する。

今回、社長にはアドバイザーからの要請に全面的に協力頂き、更に同業他社の工場見学および生産ライン検討のための最新設備の資料も提供頂いた。

 

アドバイザー

赤星 好彦(川崎重工業株式会社OB)

企業名
アークハリマ 株式会社
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