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2021.01.01 新年のご挨拶を申し上げます

「新年のご挨拶」

認定NPO法人産業人OBネット 理事長 服部 晃

会員の皆様、そしてこのホームページに立ち寄ってくださっている皆様、令和3年 明けましておめでとうございます。OBネットは、今年設立後15年目を迎えます。会員・アドバイザーが個々の能力を生かす場を提供し、中小企業・若者への支援活動や公的プロジェクト活動を通じて地域社会の発展に貢献するという設立の理念のもと参加している企業OB、OBネットの活動にご理解を頂いた企業様、そして活動を下支えしてくださった公的支援機関様と賛助会員企業様には 改めて厚く御礼申し上げます。さて昨年は ほぼ1年間新型コロナウィルスの猛威により世界中で多数の死亡者がでて、経済活動の大幅な後退が起こりました。わが国では昨年3月頃から感染が拡大し、4月に緊急事態宣言が発出され、5月には解除されたものの7~8月に第2波、11~12月に第3波と医療提供体制にも大きな影響がでるなど依然として収束の兆しは見えていません。1年延期された2020東京オリンピック・パラリンピックはどういうことになるのでしょうか? 唯一 イギリス等で昨年末からワクチン接種が開始され、2021年に一筋の光明が差し込んできたようで、わが国での早期のワクチン一般接種が待ち望まれるところです。そのような中で日本では首相交代が、米国においては政権交代が行われ、特に米国においては「アメリカ第一」から「グローバル経済・世界協調のアメリカ」に舵を戻し、合わせて環境問題、脱炭素化への本格取組が行われると思われます。またコロナ感染予防の波及効果として企業等における業務を見直すいい機会にもなり、今後はIoT,AIの一層の活用推進、SDG’sへの取組も加速していくと思われます。2021年は 世界経済は年度後半にはコロナ打撃から立ち直り、V字回復を予想する向きもありますし、わが国でも7月開催の東京オリンピック・パラリンピックや2025年の大阪万博を牽引力とする明るい材料もあります。良い年になることを心より祈念すると共に企業様の更なる発展を少しでも支援できるように頑張っていく所存です。OBネットは 昨年末時点での会員数は 個人会員アドバイザーが124名(昨年比微減)、団体会員が60社・団体(昨年比微増)で、支援活動は コロナの影響を受け「企業の抱える課題解決の支援業務」案件は例年の半分以下で、またプロジェクト業務は「国際フロンティア産業メッセ2020」、「神戸市の中小企業訪問調査業務」の2件など大幅に案件が減少しました。出前教育活動では 補助金申請支援、企業や大学・高校での講義・研究指導、ポリテクセンター兵庫の「生産性向上研修講座」など昨年より微減で推移しています。一方 企業様との支援活動を積極的に行えない状況の中で、神戸市からは「中小製造業支援施策手続きに対する支援業務」として、中小製造業が容易にかつ迅速に持続化給付金等の支援施策窓口にたどり着けることを目的としたセルフチェックシートを作成・更新する支援業務を受託し、市のホームページにも掲載されました。また OBネットの支援活動・運営活動の方法もこの機会に見直しを行い、これまで企業様との個別支援業務は 企業様とアドバイザーとの直接契約でしたが、支援活動をアドバイザーだけでなくOBネット全体でも推進し、フォローしていくために企業様とOBネットが契約することに変更しました。更に団体会員企業様に対するサービスの見直し、コミュニケーションを良くするために企業様を訪問(またはリモート会議)し、相互の情報交換及びOBネットに対する要望、アドバイスを伺いました。今後の運営に役立てると共に団体会員企業様とのコンタクトをより強くしていく予定です。私共OBネットは 設立15周年を記念して9~10月に特別講演会などの記念事業を計画しています。これからも前を向いて、変化に対応し、チャレンジし、安定した運営の基に、多種多様な人材が 企業様の期待に少しでも応えられるように、健康で 思う存分活動できるように取り組んでまいりますので、本年も引き続き皆様のご指導・ご協力を宜しくお願い申し上げます。皆様のこの1年のご多幸とご繁栄をお祈りして、新年のご挨拶といたします。以上

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