経営革新会5月の記録

 テーマ:「平成26年度 ひょうご産業活性化センターの取り組み」

日 時:平成26年5月19日(金) 16:00~17:00

場 所:サンパル7Fホール

講 師:(公財)兵庫産業活性化センター 理事長 榎本輝彦氏

講演要旨:

・兵庫経済のプロフィール

  1. 全国有数の経済規模であり、主要経済指標の全国順位は5~8位である。

  2. 中小事業所は兵庫経済の重要な担い手であり、中小事業所は99.3%を占めている。

・兵庫県の産業構造

 兵庫県の県内総生産の産業別構成をみると、製造業の構成比が全国よりも3.4ポイント高く、工業県としての性格を持つ。

・企業数と起業の動向

 小規模企業が減少している。(従業員20人未満の小規模企業である)

 廃業率が開業率を上回っている。

・「一人当たり県民所得」から見た兵庫経済

 兵庫の経済規模は全国上位にありながら、豊かさの指標である「一人当たり県民所得」は、県別では22位(平成22年度)と低い。

 「一人当たりの県民所得」を高める為には、労働生産性(就業者一人当たり生産額)と就業者比率の向上が課題。

・労働生産性の向上

 兵庫の労働生産性は全産業平均だけでなく、製造業でも全国を下回る。

・就業者比率の向上

 男女別の就業率(15歳以上人口)を全国と比較すると、特に女性就業率が低い。

・ひょうご産業活性化センターの支援メニュー

 経営支援、商業支援、創業支援、連携支援、設備投資支援、兵庫誘致促進、海外展開支援、広報・情報発信 など 多岐に亘る支援を行っている。具体的には、

  1. 総合相談窓口の開設―創業や経営革新など様々な経営課題の相談・助言を実施

  2. 専門家派遣-登録専門家数 300人以上

  3. ひょうご中小企業技術・経営力評価制度―平成25年度72件発行、融資成約27件(2月末)

  4. 中小企業支援ネットひょうご―総合的な相談体制と情報共有、成長期待企業の発掘・育成 「国のよろず支援拠点」にセンターが指定され、支援体制を強化

  5. 空き店舗の活用による商店街の活性化支援-新規出店支援、商店継続支援、空き店舗再生支援など

  6. ひょうご・神戸チャレンジマーケット―創業・第二創業、経営革新に取り組む中小企業が、自社の優れたプランの発表を通じて、金融機関や企業とのマッチング(資金調達・販路開拓)を支援

  7. 新事業創出支援貸付―独創性、新規性の高い新規事業創出に取り組む企業に無利子で資金を貸し付け。

  8. 女性起業家支援―女性企業家の新たなビジネスプランの開発や新規事業展開を支援

  9. ひょうごふるさと応援成長支援(新規)―地域の特色ある特産品の開発や技術力を生かしたものづくりに取り込む事業に、インターネットを活用した小口投資手法による資金調達を支援

  10. ひょうご農商工連携事業の助成―中小企業者などと漁業者が共同して地域の農林水産資源を活用した新商品・新サービスの開発、試作、販路開拓を行うための経費を助成

  11. 異業種交流活性化支援―ビジネスマッチングの推進、異業種交流活性化支援事業

  12. 商談会の開催・取引情報の提供・苦情紛争相談―商談会の開催、取引の総会・斡旋

  13. 設備貸与制度―機械・設備・車両の更新や増強を希望する中小企業に代ってセンターが設備等を購入し、長期かつ固定金利で貸与

  14. 設備資金無利子貸付

  15. ひょうご・神戸投資サポートセンターでの企業誘致

  16. ひょうご海外ビジネスセンターでの相談・市場開拓支援

  17. ひょうご・神戸国際ビジネススクエア―ワンストップで相談・助言・情報提供

  18. 広報・情報発信―各地域の元気企業や成長期待企業の紹介やセンターの支援制度を産業情報誌「JUMP」やメールマガジンなどでわかりやすく情報発信

 

 ひょうご産業活性化センターは以上の様に多岐に亘り取組、活動を展開しており、今後ともご協力とご支援をお願いします。

                                      以上

                                 文責:長田國弘