経営革新会3月定例会の記録

日時

201433日 15:3016:30

場所

活性化センター

講師

仮認定特定非営利活動法人 産業人OBネット 理事 梶原 信也 氏

演題

「平成25年度補正 中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・
サービス革新事業補助金効果的な事業計画書の作成について」

参加者

成長期待企業グローバルの会員24社、産業人OBネット会員及び賛助会員21

資料

【パワーポイント資料】

※発表用の資料を配布
【演題】
『平成25年度補正中小企業・小規模事業者
ものづくり・商業・サービス革新事業補助金効果的な事業計画書の作成について』
【講演の要点のみ記載】
◆ 応募締切/採択(第1次公募)
◆ 補助対象事業
・本事業では、【ものづくり技術】、【革新的サービス】の2類型があります。
・夫々について「成長分野型」、「一般型」、「小規模事業者型」があります。

(1)成長分野型
・補助上限額:1,500万円(下限額:100万円)
・補助率:2/3
・設備投資が必要 (機械装置費以外の費用は500万円が補助上限額)
・「成長分野」とは、
  「環境・エネルギー」「健康・医療」「航空・宇宙」とする。
 ※【参考:日本再興戦略(平成25年6月14日)P.54】
 ※本類型に申請可能な者は、専ら、上記の3分野のいずれかに関する試作品・生産プロセスの改善一新サービス開発に取り組む者とする。
(2)一般型
・補助上限額:1,000万円(下限額:100万円)
・補助率:2/3
・設備投資が必要
 (機械装置費以外の費用は500万円が補助上限額)
 ※補助対象要件を満たす案件は、すべて申請可能です。
 ※「1.成長分野型」「3.小規模事業者型」に該当する申請も、一般型に申請可能ですが、複数の申請はできません。
(3)小規模事業者型
・補助上限額:700万円(下限額:100万円)
・補助率:2/3
・設備投資は不可 (機械装置費を計上する場合は補助対象経費で総額50万円未満)
 ※申請可能な者は、「中小企業基本法」第2条第5項(昭和38年7月20日法律第154号)の「小規模企業者」に限ります。(P.24の「小規模企業者」についてを参照してください。)
      ものづくり企業 20名以下
      商業・サービス  5名以下

◆ 補助対象要件
【ものづくり技術】(特定ものづくり基盤技術)
 (1)「中小ものづくり高度化法」11分野(下記、詳細はP23)の技術を活用した事業
    1.情報処理に係る技術    2.精密加工に係る技術    3.製造環境に係る技術
    4.接合・実装に係る技術    5.立体造形に係る技術    6.表面処理に係る技術
    7.機械制御に係る技術    8.複合・新機能材料技術    9.材料製造プロセス技術
    10.バイオに係る技術        11.測定計測に係る技術

◆ まず、ストーリーを描く
・補助金を申請される前にまず、自社の内容・状況を冷静に分析・判断され、補助金を受けることによって自社の事業に革新的なチャレンジできる要素があるか否かを判断する。
・社内で担当者も含めた十分なコンセンサスを得る。
・その結果「GO」であればチャレンジする事業について補助金を受けた場合の事業のストーリーを描く。

◆ 事業計画書
(2)事業内容
1.事業計画名(30字程度)
 この補助金で実施する事業の内容が分かるような表現でしかも簡素に記載する。(採択された際に公表されます)

2.事業計画の概要(100字程度)
事業の内容が一目で理解されるように工夫し、簡潔に記載する。 (採択された場合にHPにて公表されます)
 ※事業計画名、事業計画の概要共に「専門家ではない」審査員が、読んで理解しイメージしやすいような言い回しをすることが重要。いくら名文でも審査員に全体像が理解して貰えなければ無意味。

5.事業の具体的な内容
その1:試作品一新サービスの開発や設備投資の具体的な取り組み内容
・本事業の目的一手段について、課題を解決するための工程ごとに、不可欠な開発内容、材料や機械装置等を明確にしながら具体的な目標及びその具体的な達成手段を記載してください。(必要に応じて図表や写真等を用い具体的かつ詳細に記載してください。)
・「審査項目」のすべてについて漏れがないように記載する。
・本事業を行うことによって、どのように他者と差別化し競争力強化が実現するかについて、具体的に説明してください。
・スケジュールなどについては横グラフなど使えば分かりやすい。

・その2:将来の展望
 (本事業の成果の事業化に向けて想定している内容及び期待される効果)
・本事業の成果が寄与すると想定している具体的なユーザー、マーケット及ぴ市場規模等について、その成果の価格的・性能的な優位性
・収益性や現在の市場規模も踏まえて記載してください。

本事業の成果の事業化見込みについて、目標となる時期・売上規模
・量産化時の製品等の価格等について簡潔に記載してください。
 必要に応じて図表や写真等を用い具体的かつ詳細に記載してください。

【革新的サービス】に申請される方は「革新的な役務提供等を行い、3~5年計画で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する計画」の根拠を具体的に記載してください。

(4)経費明細表
・申請段階では見積書などは不要であるが採択を受けた場合には必要になるので予め「カタログ」、「仕様書」、「仮見積書」などを取得しておいた方が良い。
・右端の積算基礎はなるべ<記入しておくこと。
・(A)事業に要する経費(税込)は事業に必要なすべての経費
・(B)補助対象経費(税抜き)は(A)のうち補助対象となる額
・(C)交付金申請額は(B)×2/3以内の額
・「専門家謝金」‥・事業に必要な専門家の謝金
・「専門家旅費」‥・事業に必要な専門家の旅費

(5)資金調達内訳
自己資金の場合には「貯金」など裏付けを記載
借入金の場合には金融機関名などを記載
右の<補助金を受けるまでの資金>の合計額は、左の欄の「補助金交付金額」と同額となる

(6)その他
1.人材育成・賃上げの実施状況について給与総額を上げた又は上げる企業・処遇改善に取り組む企業を審査時に加点する。
・ 該当する項目があれば記入し証拠書類を提出する。

◆ 審査項目(適格性)
(1)補助対象事業としての適格性
  次に掲げる事業は補助対象とはなりません。審査において、以下に該当すると認められた場合は不採択となります。
①主たる技術的課題の解決方法そのものを外注又は委託する事業
②試作品等の製造・開発を他社に委託し、企画だけを行う事業
③原材料や商品の仕入れ等営利活動とみなされる事業
④同一内容の事業について、国(独立行政法人等を含む。)が助成する他の制度(補助金、委託費等)と重複する事業
 [注]:戦略的基盤技術高度化支援事業(委託)において国から貸与されている物件を購入するために充てる経費は補助対象外となります。
⑤公序良俗に反する事業
⑥外注加工費及び委託費の各経費又はその合計が補助対象経費総額(税抜き)の2分の1を超える取組み

◆ 審査項目(技術面)
(2)技術面
①新製品・新技術一新サービス(既存技術の転用や隠れた価値の発掘(設計・デザイン、アイディアの活用等を含む))の革新的な開発となっているか。(【ものづくり技術】においては、「特定ものづくり技術分野」を活用した取り組みであるか。【革新的サービス】においては、3~5年計画で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する取り組みであるか。)
②試作品等の開発における技術的課題が明確になっているとともに、補助事業の目標に対する達成度の考え方を明確に設定しているか。
③技術的課題の解決方法が明確かつ妥当であり、優位性が見込まれるか。
④補助事業実施のための体制及び技術的能力が備わっているか。

◆ 審査項目(事業化面)
(3)事業化面
①事業実施のための体制(人材、事務処理能力等)や最近の財務状況等から、補助事業が適切に遂行できると期待できるか。
②事業化に向けて、市場二-ズを考慮するとともに、補助事業の成果の事業化が寄与するユーザー、マーケット及び市場規模が明確か。
③補助事業の成果が価格的・性能的に優位性や収益性を有し、かつ、事業化に至るまでの遂行方法及びスケジュールが妥当か。
④補助事業として費用対効果(補助金の投入額に対して想定される
 売上・収益の規模、その実現性等)が高いか。(【革新的サービス】においては、3~5年計画で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する取り組みであるか。)

◆ 審査項目(政策面)
(4)政策面
①厳しい内外環境の中にあって新たな活路を見いだす企業として、他の企業のモデルとなるとともに、国の方針(「経済の好循環実現に向けた政労使の取組について」において示された賃金上昇に資する取組であるか等)と整合性を持ち、地域経済と雇用の支援につながることが期待できる計画であるか。
②金融機関等からの十分な資金の調達が見込めるか。
③中小企業・小規模事業者の競争力強化につながる経営資源の蓄積
  (例えば生産設備の改修・増強による能力強化)につながるものであるか。
④「中小企業の会計に関する基本要領」(以下、「中小会計要領」という。)又は「中小企業の会計に関する指針」(以下、「中小指針」という。)に沿った会計書類を添付しているか。

◆ 審査員は素人と思うこと。
①審査に当たる審査員は事業のすべてについての専門家ではありません。
 従って、審査員が一度読んで理解できるように専門用語や業界用語はなるべ<使わないこと。使う場合には( )内に注釈などを付ける。
②公募要領を熟読する。ほとんどのことは公募要領に書いてあります。
 手元に置き、繰り返し読んでください。
 特に「審査項目」は絶対に読み落とさないこと。(最重要)
③審査項目のすべての項目について求められる内容を漏らさずに記載すること。1つの項目でも該当項目の記載がなければその項目は採点されません。
④すべてにおいて手抜きをせずに見やすく丁寧に記載すること。
⑤「事業の具体的な内容」については、頁数をケチらず十分記載すること。
⑥説明に当たっては、写真、図面、ポンチ絵、グラフなどを使い読む人が理解しやすい書き方をすること。
  カタログや写真など迫加資料を巻末に付けてもいいことになっているができれば本文中に記載した方が良い。
  巻末は審査員が見ない可能性がある。
⑦事業計画書が出来上がったら必ず第3者に読んで貰うこと。
  できれば申請したことのある経験者が良い。
  産業人OBネットのアドバイザーを活用するのもよい。
  採択された後の事業のフォローや報告書の作成など社長の代行作業もできる。

◆ まとめ
①申請事業に関してストーリーを作る。
②公募要領を隅々まで読む。
③分からない部分はそのままにせず地域事務局へ質問する。
④分かりやすい表現で手抜きせずに記載。
⑤熱意を持って取り組む。
⑥ご成功をお祈り致します。

総  括  記載なし
記録纏め  角谷 一明

添付資料

 

日時

201433日 16:3017:30

場所

活性化センター

講師

株式会社テクノツリー 代表取締役 木下 武雄 氏

演題

「タブレット端末ソリューションと歩む我社の成長戦略」

参加者

成長期待企業グローバルの会員24社、産業人OBネット会員及び賛助会員21

資料

【パワーポイント資料】

※発表用の資料を配布。
【技術概要】
◆ XC-Gate(エクシーゲート) ソリューションとは
 ExcelデータWeb変換ソリューション
 エクセルデータをスマートデバイス用Web画面に変換し、入力したデータ内容を管理するソリューションです。
①複雑なプログラミングは不要
②普段使用のExcel帳票をExcel2010で開き
③エクシーゲート命令文集から目的の入力機能命令を選び
④クリックし
⑤元の帳票のセルにペーストし
⑥帳票を保存する。
⑦EI等のプラウザでエクシーゲート管理画面を開き
⑧ログインを行い、
⑨帳票一覧ボタンから保存したエクセルゲートデータを登録する。

◆ 《配布資料無しの部分》
 生産情報をつなぎ合わせて一元管理し、工場全体の見える化ができ、品質管理のレベルアップ、管理コスト削減、CO2削減/省資源、キャッシュフロー改善に繋がるコンセプトを出したところICANW社からプロトタイプ作成の依頼があり、対応している。
 これら、エクシーゲートの次期商品として、XML(タグ付データ変換)を進める。
(場所データ)+設備データ+プロジェクト情報+収集データ → データ一元化
当社の資源(特許含む)をベースにASPのイノベーションや生産技術ソフトの開発を進め、システム開発の企業との組む事も考えている。

【配布資料を参照ください。】
資料の無い方のために下記にメモ版を添付します。

総括

記録纏め 角谷 一明

配布資料