経営革新会12月定例会の記録

25年度 第6回 「成長期待企業・グローバルの会」講演会 要旨
                    平成25年11月11日 定例会にて
・講演 「国際ビジネス人材の活用」 
大学コンソーシャムひょうご神戸
コーディネーター 田端 氏

 大学コンソーシャムには兵庫県下の殆どが参画している。留学生は日本に14万人おり、兵庫県には5000人いる。その中でアジアの留学生が90%を占めている。
中国人が13%、台湾人が4%である。この中で日本に就職したい留学生が多々いる。
 企業で大切なのは人である。海外で働いて貰える人材は少ない。この意味で留学生を採用することは、大変良いことである。

・講演 「国際ビジネス人材の活用」
                 株式会社 TAT (本社 西宮市)
                 人事総務部長 土居 香織 氏   
 (株)TATはネイル関係の販売(通信販売)をしている会社で、梅田、心斎橋などに7店舗を持っている。1998年に創業。
 従業員数は223名、(女子164名、男子59名)その内に、外人スタッフは9名、
(販売6名、海外サポート2名、上海勤務1名)
 ネイルの事業ではわが国でNO.1である。
 2年前に上海で事業を設立した。(TATチャイナ) このほか海外では以下の通りである。
 TAT台湾、TAT香港、TATタイ,TATシンガポール、TAT韓国、TATロスアンジェルス、
 ネイルには外人の客が多い。外人スタッフの特徴としては、
①勤怠では取り組み姿勢が良い。
②日本が好きで働いている人が多い。
③言葉の指導が必要である。勉強をしている留学生を指導している日本人にも良い影響が出ている。
④グローバルに展開するためには、全く抵抗なく外人と交渉する事が大切 
⑤評価には大変こだわっている。
外国人スタッフの話では、就職活動で苦労をしたそうである。

・講演 「(株)クボタにおけるグローバル人材の確保」
                 株式会社 クボタ
                 人事部長 近藤 渉 氏
  (株)クボタは年間の売上高が1.1兆円、従業員数は31,000人の会社である。海外での売上高は53.7%である。 農業機械と産業機械で売上の70%を占め、パイプ関連、環境関連、社会インフラ関連で売上の20数%を占めている。
 (株)クボタの企業理念「グローバル・アイデンティティ」
 食料・水・環境の分野で成り立っている。
  グローバル化の課題:
   売上の状況は日本46.3%、北米22.5%、アジア17.4%欧州10.1%
             平成16年     平成25年
     駐在員      100名      264名
     出張者     1,500名    7,000名 海外拠点は52拠点
 今後の重点施策:
1 地域ごとのマーケッティング
2 海外販売網の拡充
3 グローバル ものつくりの強化
4 グローバルでの優秀人材の確保
・海外に適応力のある優秀人材の採用―即戦力としてキャリヤ採用の拡大
・外国人社員の採用(留学生の採用及び海外での採用)
-2009年より外国人社員を積極的に採用を始めた。現在、外国人従業員は51名である。(クボタの社員は10,000名)
 外国人社員に対する期待と強み:
   ・出身国と日本とのブリッジ人材
   ・求める人材像・日本語能力
    -基本的には人材像は日本人であれ、外国人であれ変わらない。
 外国人社員について
   留学生 25名 中国20名、韓国1名、タイ2名、マレーシャ1名、
ベトナム1名 
   海外採用の出身国  韓国8名
   いずれも技術系、事務系社員である。
 外国人社員の活躍支援
   採用の内定や決定した時点で日本語力向上のサポートをしている。
   定期的に上司と本人とのヒアリング・アンケートの実施。
 外国人社員の活躍の鍵
   ダイベーシティ・マネージメント
   上司のマネージメントの強化

 以上