経営革新会11月定例会の記録

1. 日時:平成24年11月22日(木)15:00~17:00
2.場所:(公財)ひょうご産業活性化センター7階ビジネスプラザホール
3.プログラム:定例会(講演1、2) 15:00~17:00
        交流会        17:05~18:15
4.参加者数:産業人OBネット賛助会員7人、個人会員14人、産業活性化センター3人
講師2人 合計26人(交流会参加者は20人、内OBネット賛助会員は3人)
5.講演内容概略

森崎義彦氏

森崎義彦氏

村田哲也氏

村田哲也氏

 

講演1「企業の物流対策」‐物的物流とロジスティクスの狭間で

講師 産業人OBネット会員 森崎義彦氏

1 講師経歴紹介:製紙会社に入社、企画畑一筋で工場建設等多数のプロジェクに携わってきた
2 物流からロジスティクスへ:物を動かす物流はこの40年間でインフラ整備とコンピューターの進化で様変わりし一つの業界を形成するまでに成長した
3 船便コストを半分にした先輩:規則でがちがちだった船便業務を改善し積荷効率を上げて受発注双方に利益をもたらした。この先輩から物流を変えていくことを学んだ
4 事例に学ぶ:実経験に基づく数多くの事例の中から次の3例を選び説明する
【事例1】生産規模倍増と物流対策
・工場の生産能力倍増では、最新鋭機を導入し下請けが行う構内物流の大半を省力化、作業は大幅に変更、新旧設備を併用するため大幅な改革が必要
 ・物流には消費者から原料メーカーに遡る情報の流れと、その逆方向の物の流れがある。
  原料メーカーから製品メーカーへの流れ「調達物流」、製品メーカーから卸し業への流れ「生産物流」、卸し業から小売店への流れ「販売物流」である
・現状の物流から増量を想定して課題を抽出し倍増に対応する物流の形を作る
・以下、物流会社との付き合い方、製品メーカーの物流などについて説明あり
【事例2】通販拡大に対応した物流対策-詳細説明は省略
【事例3】仕入れ商品の一部自社加工と物流対策-詳細説明は省略         

講演2 「社員にやる気を出させる」

講師 産業人OBネット会員 村田哲也氏
1 講師経歴紹介 大企業にて設備管理に従事、定年退社後コンサルタント、中小企業診断士
2 人間関係に関するヒューマンスキルには、リーダーシップ、コミュニケーション、モチベーションと重要なものが3つあり、今日のテーマはモチベーションについてである
3 モチベーションには不満足要因(施策・方針、監督技術、給与など)と満足要因(達成感、承認、責任感、成長感など)がある。不満足要因は欲求不満を解消するが真のモチベーションにはならず満足要因を満たすことが肝要である
4 例えば画家矢谷長治の話、絵のモデルとして選んだ柿の実は何ヶ月経っても腐らない。柿でさえ喜びを感じるようだ。阪神大震災の時復旧作業に不眠不休で頑 張った人の話、文句ばかり多かった人が責任ある仕事を与えられてその後活躍した話、新入社員が楽なデスクワークより3K職場を志望した話など、やりがいが モチベーションとなった例である
5 その他、企業活動で経験したことを中心に以下の話があった
  ・小集団活動について、3現主義(現場、現物、現実)、推測でものを言わない、3即主義(即実行、即確認、即伝達)スピーディにやる、例えばクレーム対応など特に重要
  ・働く意義について、マズローの5段階説(生理的欲求、安全の欲求、所属と愛の欲求、自尊の欲求、自己実現)
  ・リーダーシップについて、業績への関心(y軸)と人間への関心(x軸)のマトリックス
   で理想型は9-9型(業績にも人間にも関心大)
  ・やる気を出させる言葉とやる気をなくする言葉の例
   「俺はしらん、勝手にやれ」⇔「一緒に考えよう」
                                         以上