国境の島与那国島、対馬

NPO産業人OBネット主催

講演会内容

IMG_3039_SP0002.JPG講演会記録
平成22年10月1日

1.日時   平成22年9月29日(水)15時~17時
2.場所   川重神戸サポート海友館新館
3.演題
  第一部 産業人OBネットの最近の活動状況報告   
         産業人OBネット事務局長 後藤邦彦氏      
第二部
「日本の国境の島―与那国島と対馬島」
         神戸シルバーカレッジ国際交流・協力コースグループの皆さん(6名)
4.講演会概要
1)野田理事長ご挨拶
2)報告「産業人OBネットの最近の活動状況」
  定年後の生き方、NPO設立趣旨について
   会員数推移、組織改正、活動状況、22年度事業について
3)講演「日本の国境の島―与那国島と対馬島」
 ①岡村氏から挨拶とメンバー6人(生田、大岡、岡村、金子、酒井、須賀)の紹介
  講演テーマはシルバーカレッジの卒論として研究したものであり、文献調査の他、現地の与那国島、対馬島にも行き多数の人達に会って話を聞き、グループメンバー全員で勉強した結果である 
 ②金子氏から国境の基本概念について講演
国境は国益と安全保障のための隣国との境界であると同時に、隣国と交流する接点である
 ③生田氏から与那国島の現状について講演
  日本最西端(沖縄本島から500km、台湾へ110km)に位置し面積約30K㎡、人口約1600人
  産業は牧畜、さとうきび栽培、観光(観光客8000人/年、自然景観、海底古代遺跡)
  台湾の花蓮市との国境交流推進し島経済の活性化を目指すが国境交流特区申請の認可されず
  自衛隊誘致(100人規模)運動も行われているが政府は反対意見
  小さな離島であり注目されることは稀だったが、国境の島としてもっと関心を持つべきではないか
 ④大岡氏から対馬島の現状について講演
  面積700K㎡、人口36千人の大きな島であるが毎年700人程度の人口減少が続いている
  韓国からの観光客が72千人/年と多く島経済への効果大。年間10万人への拡大を目指している
  韓国資本による不動産買収(土地面積は5ヘクタール弱)が関心を呼んでいる
 ⑤総括
(メンバーの皆さんの思い)国境の島々は海洋国家としての国益を守る上で重要な位置づけにあると
言う意識が希薄であり、我々日本国民はもっと「国境の島」に関心を持つべきである。
 (感想)日常関心を持つことが少ないテーマにもかかわらず興味深く聞くことが出来た。講演者はまさにそのこと(我々の関心が薄いこと)に対して警鐘を鳴らしたわけであり、熱い思いがよく伝わった。
                                           

以上

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日本の“国境の島”-与那国島と対馬島―国境交流の現状と国境離島の意義 

 与那国.png神 戸市シルバーカレッジの学生グループが、標題について研究レポートをまとめた。国境の島は単なる離島ではなく、国益上きわめて重要な島であり、領土保全、 安全保障上はいうまでもなく、経済主権を主張しうる排他的経済水域の基点であり、さらには、国際交流の最前線である  (与那国島 日本最西端の碑)国境 交流の場でもあり、いわば「宝島」であると結論付けている。
 平均年齢68歳のメンバー6人は、日本人は国境・領土、国境離島にもっと関心を持つべきと考え、自由往来可能な国境離島―与那国島と対馬島―を訪問し て、島の隅々まで歩き、見て、さらに、首長、行政関係者、島民に綿密な取材をし、レポートをまとめ、国境、国境の島の理解への世論の喚起を促した。
 神戸市シルバーカレッジ(しあわせの村)は「再び学んで他のために」をテーマに、神戸市が開校させた3年制の生涯学習施設である。 

 このたび、NPO法人「産業人OBネット」では、上記学生の報告会を開く。
多数の方の参加・交流を望む次第です。